BROG

※追記 2020.5.24
同じ内容の講座を大阪藝術学舎で9/5-6に行う予定でしたが、夏期の藝術学舎がすべて中止になってしまいました(涙)
が、あきらめません!大学との単位連携はありませんが、他の信頼できる機関と共催で同日・同時間・同料金で大阪で実施する予定です。ご予定をそのまま、詳細お待ちいただけると幸いです。
また別の日にZOOMでの開催も行おうと思っています。ネット越しだと2日間はちょっとしんどいですが、会場費がかからない分、お安く実施できたらいいなと思っています。こちらもまた詳細お待ちください。(締切が!終わったら!)


------------------------ここから4月18日に書いたものです------------------------

講座をしたりみんなで集まってごはん食べたりおしゃべりしたり旅行行ったり、という日々が、まるで半世紀も前のような気がしているこの頃です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

わたしは家でする仕事が多いので、ほかの人よりは普段と変わらない生活をしているつもりなのですが、取材や授業や飲み会や旅行などがなくなると息苦しく、人に会うことがどれだけ自分を支えていたのかが初めてわかったような気がしています。

東京藝術学舎での2日間集中講義は、2/29-3/1というタイミングでした。まだ国からのお達しや要請はなかった時期でしたが、国からの要請で感染リスクが左右されるわけではないし、受講者さんに危険が及ぶのではないかと、ぎりぎりまで大学側に延期や中止の交渉をしましたが、この日まで講座を行うという大学側の判断で授業を決行しました。やるからには感染対策を徹底してもらい、受講者の方にはまずわたしが医学博士としてウイルスについての講義をして、マスクで講義。出席者は予定の3分の1くらいでした。

1か月以上たちましたが、結果的に感染者が現れたり、クラスター発生などを起こさなかったりしたことにほっとしています。リスクを冒してきてくれた方ありがとうございます。そして自主的に行かないというつらい決断をしてくれた方もありがとうございます。どちらの決断も真剣に悩んでくれたと思います。結果的には感染者を出さずに終われましたし、講座はとても楽しく心からやってよかったと思いましたが、やるべきだったのか、やらないべきだったのか、今でもどっちが正解だったのかわかりません。

でも、講座で共有した時間を思い出すと何だか生きる力が湧いてきます。マスクしながら「文芸」について一緒に考えていった時間。自分の気持ちを見つめた時間。いまのわたしを支えてくれる大切な時間になりました。


自分の気持ちを見つめて言葉にするということが、物事を自分の頭で考えて自分自身の答えを作り出す第一歩になる、それがわたしの講座で伝えたいことです。今までどおりのやり方が通じなくなり、たくさんの情報に振り回される今だからこそ、講座で伝えたことや伝授した小さな「技」が、自分の心を見つめて「どう生きたいか」「そのためにどうすればいいか」を考えていく手助けになればいいなと祈るような思いでいます。素敵なエッセイや言葉をたくさん書いてくれた受講者のみなさま、ぜひそれを思い出して今こそ使ってください。


気持ちを言葉にする方法についてYouTubeで解説しているので、よかったら見てみてください。(魅力的な登場人物を書くヒント―気持ちの描写について
エッセイの書き方についてnoteに記事を書いて無料公開しているので、こちらも参考にしてみてください。(エッセイの書き方の教科書のようなもの


同じ内容を9/5-6に大阪藝術学舎で行いますが、9月はどうなっているかな。また決まりましたらお知らせしますね!

■2019.12.31に書いた記事
京都造形芸術大学の公開講座「藝術学舎」での講師も今回で何回目かな。来年の2月29日-3月1日の2日間、東京の外苑キャンパス(最寄り駅:JR 総武線「信濃町駅」/東京メトロ 「青山一丁目駅」)です。

2日間というハードな講座ですが、2時間の講座では伝えられないことや実践やフィードバックもたっぷりできます。何より受講してくれる方々がみんな熱心で一生懸命聞いてくれるので、わたし自身もいつも楽しみにしています。プレッシャーもすごいですが。

文章の書き方や心の動きを書く方法などポイントを絞ってお届けしていましたが、前回は小説の書き方を1から10まで。そして今回はエッセイを徹底的にやってみることにしました。いろいろなシチュエーションのエッセイに挑戦してみることで、技術を学び、自分の人生を振り返ってみて、新たな世界が広がるような、そんな2日間になったらいいなと思っています。

いつもと少し時間帯が違うので注意してください。

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02/29(土) 13:20〜17:40

自分の気持ちを言葉で表現する練習をしていきながら、エッセイの魅力を考えていきます。

13:20-14:40 自分の気持ちを言葉にする

14:50-16:10 食べ物・日常をエッセイに書く

16:20-17:40 旅・楽しかった出来事をエッセイに書く

03/01(日) 09:30〜17:40

さまざまなテーマのエッセイに取り組みながら、作品として仕上げていくために必要な技術を学んでいきます。

09:30-10:50 負の感情をエッセイに書く

11:00-12:20 伝える技術① 説明ではなく描写をする

13:20-14:40 伝える技術② 読者目線で構成する

14:50-16:10 エッセイを書いてみる

16:20-17:00 まとめ

17:00-17:40 試験(成績評価を希望する方のみ)

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エッセイは誰でも取り組める文芸です。そしてエッセイを書く行為自体が自分の気持ちを見つめ人生を豊かにすることにつながると思っています。人生100年時代。きっと今後の財産になると思います。自分の気持ちを書く面白さと難しさをぜひ体験してみてください。

noteには「エッセイの書き方の教科書のようなもの」という連載を掲載しています。ぜひこちらも読んでみてください。そして、同じ講座を夏に大阪でやるので関西の人は待っててくださいね。

ブログでの報告が遅れましたが、2020/1/25(土)にイコーラムホールで上演した着物音楽朗読劇「装×奏×想~着物とクラシックで紡ぐ物語」を無事終演することができました。

広いホールで大丈夫かな…埋まるかな…って思っていたのに、想像以上にたくさんのお客様が来てくれて、昼公演は当日券が売り切れるほど。夜もたくさんの人に見てもらいました。そして着付けパフォーマンスとクラシック生演奏と朗読劇の組み合わせも、とても面白がってもらいました。

ヘアメイク、照明、舞台美術、音響、そして見てくれるお客様。これは本番だけのもの。わたし自身、本番が一番物語の中に入りこめて声もちゃんと出すことができた。

本番前の集合写真。

中身は語り尽くせませんが、写真をいくつか。

リハーサルの写真なのでヘアセットはされていませんが、昼の部で魔法使いがシンデレラを変身させる場面になぞらえて、地味な妹・秋子(わたし)が舞踏会に行くために華やかな着物に着替えていくシーン。侍女役に扮する和装着装士の松本久実さんと徳田敦子さんがモンティ「チャルダッシュ」の楽しく扇動的な生演奏に合わせて創作飾り帯を舞台上で魅せていくシーン。

徳田敦子さんとバイオリンの雅子さんは姉妹。お二人を中心にみなさんはパフォーマンスグループKimono Orquestaとして活躍されています。


完成した帯、こんな感じ。一本の帯からこんな造形が生まれるなんて。本当にすごい技。後ろから撮れるのはリハーサル写真ならでは。

舞台全体、昼の部はこんな感じ。

後ろの布はジョーゼットというらしい。シンデレラっぽい世界観を作ってもらいました。男性BL演劇グループから心霊系YouTuberグループに転身した?(詳細こちら)MISTの青地貴裕さんは、シンデレラの王子さまに相当する侯爵の跡継ぎ。天皇家の親戚です。偉いのです。着物も立派。そして同じくMIST所属の久保憲太郎さんはその従兄。偉いはずなんだけど洋行帰りの変わり者なので粋な着物に蝶ネクタイ。

端には語り役の樹リューリさん。小説の会話以外の地の文にあたるパートを担当。役者の演技でももちろん伝えるのだけど、見た目からはわからない複雑な想いも地の文なら表せる。その小説のよさをプロのナレーションの技で伝えてもらった。


演奏はバイオリンとピアノのみ。


着付けの動きに合わせたり、朗読の言葉のタイミングに合わせて弾く演奏のおふたり。徳田雅子さんは2歳からバイオリンをやっているそうです。演奏のみのパートのときは情熱的な心を打つ音で会場中を満たしてくれました。ピアノの鎌垣有樹子さんは言葉に寄り添う情緒的なメロディーで物語全体を包みこんでくれました。


カーテンコールの写真。


左の三人はモデル役として出演してくださった、本職は役者と着付け講師。歩き方や見せ方もすごく考えてくれて、劇中に取り入れたファッションショー部分を華麗にスマートにキュートに演出してくれました。

左から、和田明日香さん、林田あゆみさん、松本智衣さん。


ヘアメイクこんなになっておりました。

昼の部はわたしは4パターンの衣装を着せてもらいましたが、夜の部は着替えなし! 段取りがめっちゃ楽!!!(昼の部はセリフ終わって安心してる暇もなく着替えに入らないといけなかった)その代わり、物語のストーリーをつかさどる役だったのでセリフが多くて大変でした。…て、自分で書いてるわけだから自分のセリフ少なくしたかったんだけど、なにせ、着替えのない人たちが場をつなぐしかないので必然的に多くなるのでした。

本番直前の楽屋で。わたしと青地さんは着替えがない、ので、ひたすらつなぐ役。

久保さんは嵐の海に落ちて海の神である王女に助けられるので冒頭はシンプルな服。そして、王子として再び登場したときは、立派な…!王子らしい…!格好に…!

昼も夜も常人には着こなせないファッションで新たな着物世界を切り開いてくれる久保さんでした。

まあ、最後は結婚式なので正統派なかっこいい着物男子でした。

こうなってみると青地さんだけが異世界の面白い人ですね。

2年間にわたる準備期間を経て、脚本2本書いて、何度も稽古をして、とても大変だったけれど、一緒にやってくれた人たちと観に来てくれた人たちのおかげで、想像しうる限り最高の形で終えることができました。本当にありがとうございました。

感謝の言葉を言い出したらきりがないけど。

舞台のことを何も知らないのに「朗読劇やりたい」って言いだし、うろうろおろおろしてばかりの演出なのに、小難しい文学的言い回しな脚本を見事に読みこなしてわたしの表したい世界をつくってくれて、さらに演技も声もド素人のわたしを、いつも全力で面倒見てくれる(見ざるを得なくなる)このおふたりには、本気で頭が上がりません。いつか偉くなってでっかいお仕事取って来て恩返しするんだからね!

この3人で朗読ユニットTREESって名乗って、金色夜叉と斜陽と2演目やって、vol.3もやりたいなあと願い続けていたので、また一緒にできてよかったです。今まで以上に迷惑かけまくりでした。無理やりカメラマンの前に引っ張り出して嫌そうな樹リューリさんと、10歳以上年下とは思えないしっかりものすぎる柳元麻見さん。


そしてそして、制作・舞台監督の馬場美智子さん。

斜陽の舞台で照明スタッフとして入っていた美智子さんと出会って、いつか一緒に何かやりたいねって言ってて、ふつうはそんな「いつか」は口だけで終わってしまうのだけども、口だけで終わってしまうのは嫌だからと、今回の企画を持ってきてくれました。

本当にできるのかどうか、美智子さんにとっても未知数。わたしが乗るのかどうかもわからない。「ちょっと話があって…」って、明日死ぬんじゃないかみたいな深刻な感じで持ちかけてくれたの、もう2年以上前かしら。

美智子さんがいなかったらこの舞台は生まれなかった。そして長年この業界にいた人脈と知恵と経験を生かしてこの舞台を成功させてくれた。


そして、見に来てくれたひと、本当にありがとうございました!たくさん来てくれて、おかげでとってもリラックスして心から楽しんで物語を届けることができました。

大変すぎてもうこれが最後なんて言ってたんだけど、でも舞台って面白い。演技って面白い。朗読って面白い。また、何か、できたらいいな。見てくれる人がいてくれたら、またできるから。わたしが舞台をつくったら「見たい」って思ってもらえるように、腕も心も磨いていきたいです。

一度きりの舞台。物語の登場人物たちが観てくれた人たちの心の中で生き続けてくれて、ときどき思い出してくれたら幸せです。

ツイッターインスタグラムでお騒がせしている生演奏で着付けパフォーマンスしつつの朗読劇「装×奏×想」の公演まで1週間を切りました! ああ、やればやるほどもっとやりたいことが増えていく。泣いても笑っても1週間後には本番終わっているわけなので、少しでも楽しんでもらえるよう、ベストを尽くしたいと思います。

来週は稽古と準備とリハーサルと本番でほぼほぼ何もできませんが、大きな急ぎ仕事が降ってきませんように。寒竹は海外旅行にでも言ってると思ってください…!



衣装のネタバレしてはいけないので、着物じゃない写真しかアップできない。

ちなみに会場はこんな感じ。広いのです。当日券出せるので、ぜひぜひ来てください。



物語に興味を持ってもらうべく、キャストと登場人物を紹介します!

キャスト紹介① 柳元麻見(Jプロダクション)

【昼の部】『麗上家の義姉妹~シンデレラより~』

麗上初子役

妹想いの長女。亡き父の事業を継ぐ。

【夜の部】『海の国の王女~人魚姫より~』

海神 王女マナ役

好奇心旺盛な王女。人間に興味をもつ。


キャスト紹介② 寒竹泉美

【昼の部】『麗上家の義姉妹~シンデレラより~』

麗上秋子役

初子の腹違いの妹。義母にいじめられていた。

【夜の部】『海の国の王女~人魚姫より~』

侍女 ナミマ役

マナに仕える侍女。神の体と人間の心をもつ。


■キャスト紹介③ 青地貴裕(MIST)

【昼の部】『麗上家の義姉妹~シンデレラより~』

有田芳次役

有田侯爵の跡継ぎ。見合いにうんざりしている。

【夜の部】『海の国の王女~人魚姫より~』

海神 薬師イルカ

様々な薬を作っている薬師。人間の心に興味がある。


■キャスト紹介④ 久保憲太郎(MIST)

【昼の部】『麗上家の義姉妹~シンデレラより~』

有田忠行役

芳次の従兄。洋行帰り。舞踏会の開催を提案する。

【夜の部】『海の国の王女~人魚姫より~』

王子 ホノオリ

ヒムカイの国の王子。神と知らずマナを愛す。

■キャスト紹介⑤ 樹リューリ

【昼の部】『麗上家の義姉妹~シンデレラより~』

語り役

【夜の部】『海の国の王女~人魚姫より~』

ヒムカイの国王・語り役

セリフ以外の地の文を担当。登場人物の心情や情景を語ります。

どんな物語か気になっていただけたら幸いです。わたしの役は、昼は「お姉さま!」夜は「姫さま!」って言い続けています(笑)どこがシンデレラでどこが人魚姫なのかとさっそくツッコミが入りそうですが、ちゃんと、大丈夫。うん。


会場でお待ちしております!!切実に!!

1月25日(土)

昼の部13:30から。夜の部17:30から。

上演時間:約1時間30分(休憩なし)を予定

劇場 東大阪市立男女共同参画センターイコーラム・ホール 
(近鉄若江岩田駅の目の前の希来里ビル6F)

詳細・ご予約はこちら



最後にナレーターの樹さんによる紹介動画をどうぞ。

最近のアプリの進歩ってすさまじいですねえ。リアルタイムで顔を美女補正してくれるアプリとか(魔法の鏡か!)、スマホで簡単に動画を切り貼りして文字入れられてBGMも選べるアプリとか!

英会話のアプリも発音が聞けるだけでなく、こちらの発音を聞き取ってキャラクターと会話できるものが出ているのです。英会話って使えば使うほどうまくなるって言うけれども、日本にいたら使えないし、しゃべれる知り合いがいても下手だと恥ずかしくて話しかけられないし。でも、アプリでひとりで話せるのなら、いくらでも練習できる!そんなコンセプトから生まれたECCのアプリのストーリーを担当しました。



実際見るのが速いですね。NOT BADとか言われてるけど。まあ、例としてはいいでしょう。こんな日本語発音でも聞き取ってくれるのです。

他にも英単語を覚えられるゲームや、買い物やお店の注文など実際に使える会話を練習するモードや、遊んでポイント貯めてガチャが回せたり、楽しい機能がたくさんです。

難易度が調整できるので、TOEICの練習にも、子どもさんが楽しみながら英会話を覚えるのにもぴったり。

わたしが担当したのはストーリーのシナリオ。ネイティブが英訳してくれています。こんな訳になるのか…!って感心したり、文化が違うから思わぬ発見があったり面白いです。キャラクターは全部で5人! プレイしていくとだんだん他のキャラも読めるようになります。まずは無料モードで。ぜひぜひ遊んでみてください~! 機能もストーリーもどんどん更新されていく予定です。

英会話上達のためのお役立ち情報をつぶやくツイッターのフォローもよろしくお願いします。

メリークリスマス。12/25です。わたしが脚本・出演をする着物×音楽×朗読劇の公演日のちょうど1か月前になりました。ブログできちんと告知しなければと思いながら、全然余裕がなくてようやくようやく書くことができます!どんな公演か、語り尽くしますので、よかったらお付き合いください。

まずは、わたしの朗読劇を見たことがない方はこちらを見るとわかりやすいかも。今朝、iPhoneでさくっと作りました。過去の公演ビデオを見つつのわたしの解説です。
ビデオでは左から2番目。斜陽のかず子役がわたしです。一番左が樹リューリさん。一番右が柳元麻見さん。わたしの右隣がゲストの沼田俊也さん。

今回の装×奏×想では樹さん、柳元さんに加えて、男性演劇グループMISTの久保憲太郎さんと青地貴裕さんをゲストに迎え5人のキャストでお届けします。MISTはわたしがBL演劇の脚本・演出を手掛けたグループでそのご縁で出演をお願いしました。BL演劇レポートこちら


久保憲太郎さんのコメント

青地貴裕さんのコメント

柳元麻見さんと樹リューリさんのコメント(?) 

朗読班はこんな個性豊かな人たちでお届けします。

はい。これでまだ半分です。聞いて。今回の公演は生演奏に合わせて着付けパフォーマンスを魅せるパフォーマンスグループ「kimonoオルケスタ」とのコラボレーションなのです。

kimonoオルケスタは1級着付け技能士の国家資格を持つ着付士とプロの音楽家によるパフォーマンスグループ。2017年9月18日に国立文楽劇場(!)で「装×奏 着物とクラシックの饗宴」を開催。東京キモノショー2017パフォーマンスステージ公演や、きものサローネ2017 j-culture2020ステージでの演奏・モデル着付けを担当。海外の記者にも取り上げられています

今回、わたしが朗読班を率いて加わったことで、「装×奏×想~着物とクラシックで紡ぐ物語~」が生まれました。

着物もクラシックも敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、彼女たちのパフォーマンスを見ると世界がぱあっと広がります。着物も音楽もこんなに自由でこんなに素晴らしいんだなって思う。本当に稽古していていつもしみじみ思う。クラシック音楽の生演奏のよさと、脈々と日本人が受け継いできた着物のよさを今回知ったことは、これからのわたしの人生を豊かにすると思う。好きな人はもちろん、普段触れる機会がない人も見てほしい。

着物班は演者の衣装を考案し着付けを担当するだけでなく、舞台上でもパフォーマンスを魅せてくれます。音楽班は物語に合わせて選曲してくれ、物語やパフォーマンスに合わせて生で音色を奏でてくれます。

さらに当日はヘアメイクアップアーティストの長岡耕二さんがキャストのヘアを担当してくれます。すごい豪華すぎて鼻血が出る。


あとファッションショー的な要素もあって、モデル役を務めてくれるのも才豊かな素敵な美女ばかり。

松本智衣さん(着付け講師「着付け教室るりいろ」)

林田あゆみさん(女優)

和田明日香さん(タレント イズム所属)

そうそうたるメンバーの中でなんかちんちくりんですみません…ががががんばらねば。

あ、脚本だけでなく出演するんで!そこのところよろしく。演劇斜陽以来の2年ぶりの演技だよ…。今必死です。

小説家デビュー10周年にふさわしい公演ではないでしょうか。唐突にぶっこんできましたが、ええ、お祝いがてら見に来てくれるよね?


2020年1月25日(土)東大阪市 イコーラムホール(近鉄 若江岩田駅の目の前の建物)

 昼の部 13:30~ 「麗上家の義姉妹~シンデレラより~」

 夜の部 17:30~ 「海の国の王女~人魚姫より~」


1公演3500円。通しチケット5000円
(※通しチケットだけ着物来場特典あり。当日受付で500円バック)


通しで見てくれる方は間の時間がちょっと空いてしまいますが(昼の部のあとは演者たちは着替えと次の準備で出て来れません!夜の部のあとはご挨拶できます!)、会場前で楽しいバザールも開催しています。


・きもの古今堂(リサイクル着物販売)

・まめるり&夜露日(和小物)
・グルテンフリーcafe farine (軽食おにぎり)

・サム子(開運メイク・お化粧直し)

・癒しの木(ハンドリフレクソロジー・ヘッド&ショルダ・肩甲骨はがし)
・ウジャ・ワールド(まめわんこと和装バッグ)
・がま口きものen (オリジナルがま口の販売)

・創作和小物 和秀(オリジナル和風アクセサリー)

・ひとつぶのむぎ(焼き菓子)

・KIRU×kiRu(柄足袋、和装小物、リバーシブル半幅帯)


ロビーでは飲食できます。また休憩室もご用意しています(会議室ですが)。

同じ建物の1階には飲食スペース付きのパン屋もあります。駅周辺カフェ・お食事マップも当日お配りします。

1日楽しんでいただけたら幸いです!

ご予約は出演者に直接言ってもらうか、ネット経由ならこちらのアドレスからお願いします。

いやはや、2演目同時上演で、脚本で演出で出演とか、するものじゃないね!死ぬ! めっちゃ忙しいけれども、でもその分、寒竹成分の濃厚な作品に仕上がっていると思います。二度とできない舞台。来年は公演はこれだけですよ。もう当分の間「来て来て」って言わないから、来てください。お願いします…!最後のお願いです!

いやはや、規模がでかいから大変よ。予算が…w これ終わったら当分引きこもって小説書く。たぶん…たぶん。

公式ページはこちら公式ツイッターでわたしもときどきつぶやきます。2号って署名してあったらわたしです。

先週12/13に男性演劇グループMISTプレゼンツBL源氏物語の大千秋楽を無事終えることができました。脚本・演出として4月から3作品、そして毎月公演を走り抜けてきましたが、これが、わたしが担当する最後の公演となりました。

最後なので本番前の恒例の円陣に入れてもらいました。

BL源氏物語は2回やってきましたが、ラストでは新たに演出を加えたりしましたよ。
↓ドSな藤壺の宮と光源氏

わたしはずっと依頼していただくジャンルの要請からハッピーエンドの物語を書いてきたのだけど、今回はちょっと違う終わり方をしてみた。言語化できない何かを見ている人に残したかった。MISTのおかげで実現することができた。5人5色。それぞれの個性と心の音色が織りなす物語。舞台の上で、演じているときにしか、現れない。もう二度と見ることはできない。さみしいけれど、よく考えたら、人生も同じだ。もう二度とは戻ることはできない瞬間を生き続けている。

ああ、よくがんばった…。死に物狂いでありました。もっと続けたかったけど、これでちょうどよかったのだと思う。すべては小説の神様の思し召し。とにかく最後は思い残すことのない上演ができました。

MISTの5人、MISTファンのみなさん、応援してくれたみんな、JTEのみなさま、本当に貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。楽しかったです。


MISTの2020年の活動もお楽しみに。あと個人としてもいろいろな舞台で活躍されますよ。詳細はMIST公式ツイッターをご覧ください。MIST公式サイトもあるよ。

まだ1週間経っていないとか信じられませんが…。
わたしは次の公演に向けて必死で準備中です。ようやく脚本が完成した…。まだ訂正出てくるかもしれないけれど。今度は脚本だけでなく、出演します。あと着付けられます。とっても豪華な着物を何着、着るんだろ。ああ、皆さん本当に見に来てください。もうこれで舞台は終わりになると思います。たぶん。最後の舞台!お願い!最後のお願いですー!!



装×奏×想の詳細はまた別のブログに書きます!
1月25日、あけといてください。1日に2作品やります。2役!なんてこった!

8月に開催して好評だった脚本講座を再び開催しました。その場で脚本の書き方をレクチャーし、その場で書き上げ、その場で演じる2時間のワークショップ! 

演劇担当の講師は男性演劇グループMIST(ジャパントータルエンターテインメント所属)から4人!

左から久保憲太郎さん、古田幸人さん、青地貴裕さん、上野湧大さん。MISTは全部で5人であとひとり白川優弥さんは今回は残念ながら来れずでした。

さて今回は前回と趣向を変えて、わたしを含めた5人の講師をリーダーとするチームに分かれて、1チームで1つ、短い1シーンの脚本を書き演じて発表まで行いました。2時間で。

まずはどんな感情を観客に与えたいか、チームで1つ選んでもらって、その感情がどんなときに湧いたかをみんなで話し合ってアイデア出しします。そして、チームの全員を登場人物として、どんな話にすればその感情が生まれるシーンになるか、みんなで考えます。

そしてプロットもみんなで考え、脚本にしていきます。いやはや大忙しよ。


そもそも、なぜ狙い通りの感情を湧かせるワークをしたかというとですね。人というのは感性もさまざまなので「好きなように受け取ってください」って最終的には言うしかないんだけど、ぎりぎりまで作り手は狙い通りに伝わるように工夫を凝らす必要があって、そのうえで違う受け取り方をされるのはあり。

ぎりぎりまで考え抜いてすみずみまで工夫を凝らすことでパワーが生まれる。それをしなかったら、飛距離がなくて、作り手の足元にぼとぼと落ちる。観客からしたら「え?こっちがわざわざ拾いに行かなきゃいけないの?」状態。義理のある知人・友人なら拾いにいくけど、純粋な観客はそんなことしない。

舞台に立って役者が演じるのは、嘘が多い世界。映画と違って背景もないし衣装も本物じゃないし我に返ったら「何してんの?」ってなる。やれることも限られてる。でも「生の存在が目の前にいてしゃべる」という最大のメリットがある。生の存在の力をうまく利用すると、観客に感情を湧き起こせる。

というわけで、今回は最初に観客にどんな感情を湧き起こしたいかを選んで劇を作ってもらいました。選択肢!

a.悲しくて泣く 

b.感動して泣く 

c.ゆかいな気持ち(笑う) 

d.ハラハラする 

e.恋にときめく

 f.ほっこりなごむ 

g.驚いた気持ち 

h.わくわくした気持ち

i.ぞっとする恐怖の気持ち

1チーム、講師合わせて3,4人で。力を合わせてがんばりました。最終的に5つの個性豊かな物語が生まれ、堂々と上演されました。どの劇も楽しかったです。

…が、時間がなくてフィードバックする暇がなかったので、ここに講評を載せておきます。あくまで「脚本講座」なので、よい脚本にするにはどうしたらよいか、という視点で書いていきますよ。


上野さんチームは「悲しくて泣く」をチョイス。末期がんの兄と無邪気に兄を慕う弟の物語。何も知らない弟と弟を想う兄のやりとりが涙を誘う。…が!兄弟愛が素敵すぎて「悲しくて泣く」というより「感動して泣く」の方へぶれた。前者を狙うなら、もっと不条理に絶望的に残酷に。現実は本当に残酷だ。その残酷さに向き合ってもよかったかもしれない。兄と弟がすれ違ったまま、兄が死んでしまうとか。もしくは最初から感動のほうを目指すか。

この「悲しくて泣く」の選択肢は難しいだろうなと思ってたので、選んで挑戦してくれて嬉しかったです!パチパチ!


古田さんチームは「ハラハラする」。二股かけてる男が1人とデート中にもう1人の彼女がやってくる。リアリティのある楽しい劇でしたが、どちらかというと「愉快な気持ち」コメディに。ハラハラが足りない。それはなぜか。

二股を知っているウェイトレスの存在が観客のハラハラを減らしてしまった。安心して見れてしまう。あと主人公の好感度低いので(笑)ばれろばれろ!って思ってしまう。バレたら大変だ!と観客に思わせないとハラハラが生まれない。あと、ふたひねりした設定がほしかった。でも劇は一番上手かった!パチパチ!


久保さんチームが目指したのは「わくわくした気持ち」。魔法少女まどかがメロンの妖精を従え、魔王と戦うストーリー。これはわくわくするしかない…と思いきや、世界観や設定が面白すぎて、設定の説明の時点で笑いが止まらない。会場を笑わせまくって判定は「ゆかいな気持ち」に。

狙いどおりに伝えるには、狙いとは違う要素の排除も必要。いくら気に入った設定でも狙いがぶれるなら捨てる。短いワンシーンでわくわくさせるのは本当に難しい。何にわくわくするのか(魔法少女が普通の人から強い存在になるとか?)分析がもっと必要だった。しかし笑った。可愛かった。パチパチ!


青地さんチームが目指したのは「ほっこりなごむ」。金髪の女子高生が祖父母の家に来て、こたつに入って仲良くしゃべる。女子高生がしゃべる今どきの言葉に、いちいちきょとんと反応するおじいちゃんとおばあちゃん(←青地さん)。観客の反応はほぼ全員狙い通り「ほっこりなごむ」!

若い男子がおばあちゃん役をして笑いじゃなくてほっこりさせる青地さんのナチュラルっぷりに感服。あと、今どきの言葉にいちいち驚くときの祖父母のテンションと間とセリフが妙にとぼけていて、ほっこりを生み出してた。女子高生も素直でとてもいい子。要素を整理して狙い通りの脚本書けた!パチパチ!


最後、寒竹チームは「ぞっとする恐怖の気持ち」をチョイス。どうせならやったことない(わたしが)の、やってみよう!まずはアイデア出し。どんな時にぞっとするか。いろいろ出たけど、いい人だと思ってた人が豹変する、正義を狂気的に押し付ける、などが出た。このあたりを使うことに。

災害で地下倉庫に閉じ込められ餓死寸前の4人。リーダーシップをとってた頼りになる男が、新たな策を思いついたと道具を集めさせて、メンバーの1人に斧を振り下ろして、こいつを食べれば3人助かると平静に言い始める。そんな話。

設定作りに時間かかって立ち稽古できなかったので(というか、最初から座ってセリフ読むだけの想定だったのに、ほかの講師が立ち稽古まで仕上げてきてたから焦った…!)わちゃわちゃしました。練習して臨みたかった!!(笑)

観客の反応は狙い通り「ぞっとする」に。やったね。セリフや設定はみんなで出し合いました。自分にはないものが出て面白かったです。

というわけで、楽しかったですね!


演劇、面白いです。作るのも演じるのも見るのも。次の日曜日11/3はわたしが脚本・演出を手掛けるMISTの公演です。いい感じにうっとり仕上がっておりますので、ぜひぜひ、お気軽にお越しくださいませ!

MIST公演 BL源氏物語「平安恋歌ー貴公子たちの片想いー」詳細・お申込みこちら

3か月同じ演目をやります。10月に初回公演をしました。今回は全員、和装です。

わたしもついでに(ただコスプレしたいだけ)。


魂削って書き上げた渾身の脚本ですので、ぜひぜひ見に来てください☆

神様からの無茶ぶり発注を受けて生物をデザインする「天地創造デザイン部」の奮闘を描いた漫画(原作・蛇蔵&鈴木ツタ、作画・たら子)が講談社のモーニングツーで絶賛連載中ですが、その巻末おまけコラム「天地創造デザイン部に登場した本当にいる生きもの図鑑」の執筆を案件30(30話)から担当しています。

理系ライター集団チーム・パスカルにお問合せが来たお仕事で、生態系や変な生物の話は大好物!と思って手を挙げました。漫画は面白いしためになるし、一気にファンになってしまいました。そのネームがいち早く読めるし、図書館で生物の生態を調べるの楽しいし、自分の文章がモーニングツーに載るのも嬉しい。

『天地創造デザイン部』は現在単行本が4巻まで発売中です。4巻まではわたしは執筆していませんが、登場する生物もストーリーもキャラも本当に面白いし愛おしいので、ぜひ1巻からチェックしてみてください。

いやはや、理系ライターっていろんな需要がありますね。わたしが所属するチーム・パスカルのHPにはいろんなご依頼が来ます。そんなチーム・パスカルの面々が理系ライターについてつづった本ができました。本当は2年前に電子書籍として出版しようかと企画していたのですが、時が過ぎてしまい、無料配布することになりました。

ライターを目指している人、理系ライターに興味がある人、人生迷子の人などなど、ぜひ読んでみてください。さすが読ませる文章です。もちろんわたしも書いています。2年前のわたし、わちゃわちゃしているなあ。こんなふうにライター仕事が続けられているなんて思わなかったな。

↓こちらからどうぞ。

職業としての理系ライター(理系ライター集団チーム・パスカル編著)

ひさしぶりの小説の新作リリースです。3万字の中編小説。普通の本1冊が10万文字くらいなので、ちょっと短めですが、楽しく読めるボリュームになっています。夢中文庫さんから、2019年9月26日に、電子書籍とオンデマンドペーパーバックで発売されました! イラストは漫画家のかずいち先生です。

研究室を追い出されそうになっている主人公・草薙穂花は、結婚相談所に勤める姉にだまされて、天才研究者・藤間薫と婚活をする羽目になり…。ずれたふたりの婚活事情。全年齢OK(官能描写なし)です。

表紙はおまかせだったのですが、かずいち先生が、この付箋がいっぱいの書類が重要なアイテムだからって描いてくれました。とてもうれしかったです。かわいいー。ふたりともかわいいー。


基本的には電子書籍なので本屋さんでは買えません。amazon や Renta! など、各電子書店で検索してみてください。amazonのオンデマンドペーパーバックを注文すると紙で読むことができます。ペーパーバック、こんな感じです。紙派の人はぜひ。

小説ってやっぱり一番時間がかかる。まとまった時間も必要になるし、文章も時間がかかる。編集者さんに待ってもらいながら、何とかこうにか出すことができて、ほっとしました。よかった。小説家なので、小説がんばります。ぜひ読んでください。


小説の書き方エッセイもnoteに連載中です。気まぐれにやったツイキャスのログ(録画)も残しています。


【告知いろいろ】

◆2019/10/17に、脚本・演出担当の映画「京都メロウ~金魚のこいびと~」の上映会を大阪の昭和町のCafe & coworking space CLIPさんで行います。去年の秋にイオンシネマ京都桂川で上映された映画。ひさびさの上映会です。わたしも行きますので、ぜひ遊びにきてください。詳細こちら

2019/10/19と11/3に、男性演劇グループMISTの公演を日本橋のマドリガルカフェで行います。脚本・演出担当です。新作。BL源氏物語「平安恋歌~貴公子たちの片想い~」。ぜひ見に来てください。わたしも会場にいます。着物着る! 

10/19の詳細・ご予約 /11/3の詳細・ご予約

2019/10/26に大阪・京橋のコワーキングスペースOBPアカデミアで「書いてその場で演じる!演劇脚本講座」を行います。ゲスト講師でMISTが参加します。詳細・ご予約こちら

◆2020/1/25に東大阪・イコーラムホールで着物×音楽×朗読劇「装奏想」の公演を行います。脚本・出演です。まだ先ですがぜひ。日にち空けといてくれると嬉しいです。詳細こちら


◆2020/ 2/29-3/1 に東京でエッセイの2日間集中講義を行います。一般参加、大歓迎です。お申込み開始はまだですが、日にちだけ告知しておきます!冬講座の募集が開始されたらこちらからお申込みできます。

読んだり見てくれたりしてくれる人がいるから、表現活動を続けられる。本当にいつもいつもありがとうございます。ちょっとでも気になってくれた方は、ぜひ会いにきてください。全力でおもてなしいたします!

わたしが脚本・演出担当するBL演劇シリーズの3作目は源氏物語です。恋愛要素しかないあの物語。そして小説家として大先輩の紫式部にどう挑むか。大挑戦でした。

片想いというコンセプトは早いうちに決まりましたが、構成や核となる言葉が出てくるまではかなり難航しました。まあ、難産なのは毎度のことですけど。3作目ということもあって、どんなことができるのかわかってきて、今までの中で一番書きたいことが書けた気がします。

運命は自ら切り拓いていくことに気づいたシンデレラ。世界に向き合う覚悟を決めたアリス。そんなふたりの主人公たちに続く、次の主役は光源氏。あら、そういえば初めて原作主人公が男だわ。

秋の夜長にふさわしい美しく切ない物語。どうぞ見に来てください。着物で来てくれても大歓迎です。もれなくわたしが褒めそやします。わたしも着物でお待ちします。


MIST公演
BL源氏物語 『平安恋歌』~貴公子たちの片想い~
【日時】①2019年10月19日(土)②2019年11月03日 (日)
【会場】日本橋『Live madrigal Cafe(マドリガルカフェ)』(〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋4丁目15-14)
【時間】昼公演 開場13:30 / 開演14:00 夜公演 開場17:30 / 開演18:00
【料金】2,500円 (ドリンク代込)
※公演時間は約60分を予定しております。




3ヶ月に一度のMIST新作公演と、着物×音楽×朗読劇装奏想の2演目の脚本がすべて完成したので、ようやく脚本三昧の日々が終わりました。しんどかったけど、こんなに短期間で集中して、しかも本番を挟んでフィードバックもらいながらできたのでかなり腕が磨かれたのではないかと思います。最新作。ぜひ。ほんとジャンルとか気にせず、ぜひ。男性もたくさん見にきてくれてます。

さて、来年1月に公演する装奏想は自分が出演もするので今度は演者として、がんばらなければなりません。朗読劇だからまあいいか、と年齢詐称はなはだしい若い役なので、知らない人が遠目に見てて、あんな若い子がこの脚本書いたの?って驚かれるよう、騙されるよう、がんばります。何を。いや、演技を。

装奏想の朗読班の稽古(?)風景。来週は着物班と音楽班と合同稽古。
5人の演者。朗読ユニットTREES(寒竹、樹リューリ、柳元麻見)に、MISTから久保さんと青地さんをゲストでお迎えしています。なのでMIST公演と一緒に楽しむといっそう味わい深いかと思います。
2020年1月25日、ぜひ来てください。

朝日新聞出版のお仕事で、大阪府立大学を取材させていただきました。いつも取材をすると取材相手のファンになるのですが、今回も大阪府立大のファンになりました。


教員と学生の距離が近いのはいいな。あと、わたしが今回取材した「創薬科学副専攻」は副専攻なので薬学部じゃなくても取ることができて、しかもバイオ医薬(微生物に薬を作らせる)や、さらにその先端をいくペプチド医薬まで学べる。これからの社会に必要な力を身につけられる、とても視野の広い大学だなと思いました。

記事は朝日新聞に掲載されましたが、ウェブからも読むことができます。

こちらからどうぞ


ちなみに今回訪れたのは、地下鉄御堂筋線の端っこ「なかもず駅」にある中百舌鳥キャンパス。駅の近くにあった「さかい大谷漁港」というお店で食べた日替わりランチ(880円)の白身魚の竜田揚げがおいしかったです。今までの人生で一番おいしい竜田揚げでした。また行きたい。大阪府立大さんとまたご縁がありますように。

大型放射光施設Spring-8 の広報誌の取材・執筆を担当しました。Spring-8は、ものすごくざっくり説明するとレントゲンのすごいやつです。高い精度で物質の内部を見ることができます。

取材させてもらったのは栽培システム学が専門の稲村達也先生。遺跡を調べるというと考古学のイメージがありますが、稲村先生は農学出身。生物学も化学も物理学も駆使しながら、Spring-8の最先端の設備を使って、稲の塊の遺跡から弥生時代の暮らしを探っていきます。

理系と文系が融合した研究のお話。わくわくしっぱなしの取材時間でした。

全文はウェブで読めます。専門外の方にもわかりやすくというオーダーで書いたのですが、いかがでしょうか。また感想など教えていただけたら嬉しいです。

わたしは「社会」という教科が苦手で興味をうまくもてなくて理系に進んでしまったのだけども、いまとても面白く感じている。新鮮な気持ちで吸収している。歴史や人々の営みを知ることなしに説得力のある物語をつむぐことはできないし、物語を真摯に書こうとすればそこに関心を向けざるを得ないのに、食わず嫌いをしていた。仕事がきっかけで思わぬ視点を得ることができて世界が広がる。ライターというのは本当にありがたい仕事だなあとつくづく思います。研究楽しい。研究の楽しさを伝えるのも楽しい。