振り返り日記を書きたくてせっせと仕事をおさめて、今までの散らかったあれやこれやを見直してまとめていて、もはや年内に間に合わないかと思ってましたが何とか間に合いました。よかった!
紙の本はなんと2冊も出せました! が、どちらも小説ではありません。
脳の健康を守る方法が書かれた『ブレインフィットネスバイブル 脳が冴え続ける最強メソッド』(幻冬舎)は理系ライターとして取材・執筆を担当しました。髙山社長と杉浦先生が集めた論文データと理論をもとに12万文字くらい書きました。本作るのって大変。
これ1冊で最新の脳の情報がわかります。認知症を防ぐためには若い時の脳の健康状態が大事。死ぬまでクリアな頭で元気で仕事をしたいなと思っている人には(わたしも!)必読の書です。
5月に発売されました。Amazonにわたしの名前は載ってませんが、本の後ろにライターとしてプロフィールまで載せてもらっています。
ブレインフィットネスバイブル 脳が冴え続ける最強メソッド(幻冬舎)
髙山 雅行 杉浦 理砂
もう1冊は原作を担当した漫画『逃げられると思うなよ 愛されすぎて息もできない』がコミックになりました。Amazonではわたしがイラスト担当ということになってますが、もちろんそんなことはないですよ。きゅんとしてドキドキして笑えてエロい、元気が出るストーリーだと思います。まだの人、ぜひ。ウェブでも連載しています。
漫画:夜桜左京 原作:寒竹泉美
取材・執筆した記事(公開OKのお仕事のみ)
□国立大学附置研究所・センター長会議ウェブサイト
・東北大学東北アジア研究センターモンゴル・中央アジア研究分野 岡 洋樹 教授
・徳島大学 先端酵素学研究所 エピゲノム動態学分野 立花 誠 教授
□サイエンス系お役立ちメディア M-hub
・<研究者インタビュー>渡辺亮 iPS細胞×シングルセル解析で見えたもの
・<研究最前線>低コスト生産を可能にしたiPS細胞から作る心筋細胞の新技術とは
・<インタビュー>牧田直大―京大発の技術でiPS細胞由来心筋細胞の社会実装を
・<研究者インタビュー>武内寛明―工学から医学へ。気がつけばエイズ研究の最前線に
・<研究最前線>エイズウイルス感染の仕組みを解明!治療薬の突破口に
・<研究最前線>魚を獲らずに生態調査!「環境DNA」が注目される理由
・<研究者インタビュー>琵琶湖からアマゾンへ 。「環境DNA」がかなえた夢
・<研究最前線>実用化は目前!塗って作れる次世代の有機無機複合太陽電池とは
・<研究者インタビュー> 別所毅隆 次世代太陽電池、トップランナーへの歩み
・<研究最前線>PETプローブの簡便作成を可能にした有機合成の技術
・<研究者インタビュー>丹羽節―有機化学で生命科学の新たな道を切り開く
□一般財団法人高度情報科学技術研究機構(RIST) 広報誌「京算百景」vol.23
・京算百景vol.23 地球深部の水の動態を第一原理計算で解き明かす
□幻冬舎plus
・脳は、寂しさにめっぽう弱い。会話や交流が認知症予防に効く意外な理由
□原作担当ウェブ漫画(各電子書店で配信中。お好きな書店で検索してください)
・『甘い渇きは君のせい 映画監督とこじらせ処女』(漫画:篁ふみ)
・『婚外カルテット 探偵と人妻』(漫画:芒其之一)
講座
□大阪 OBPアカデミア
・映画のストーリーと脚本ができるまで「小説家に学ぶ!シナリオのつくりかた」
・小説講座「童話・児童文学を書いてみよう」※2019年1月にもう一度します。
□東京・大阪 京都造形芸術大学 藝術学舎
□東京 JREC 日本リフレクソロジスト認定機構
イベント
・映画「京都メロウ~金魚のこいびと~」脚本・演出 イオンシネマ京都桂川上映
・モノカキモノ会議出演「恋愛小説家と料理研究家。これがリケジョふたりの生きる道」
・ギャラリー風 赤松亜美個展プレイベント 朗読出演
・アカペラヴォーカルグループclearanceとコラボライブ「STORY×MUSIC」朗読出演
小説(※追記2019/1/2)
□JREC日本リフレクソロジスト認定機構会報誌「Holos」連載
・ちょうどよいふたり16話「オープンカーと秋の海」
・ちょうどよいふたり17話「開拓とハンバーグ」
・ちょうどよいふたり18話「午後3時の本屋とキャロットケーキ」
□朗読ユニット火星トランプ公演 作品書き下ろし
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このへんにしといてやろう。書くのも大変だったけど読むのも大変だよね…。すみません。
総括すると、ライターとして本を1冊仕上げる過程を経験したり、様々な分野の研究者インタビューをしまくり、問答無用で鍛えられまくった1年でした。
でもこうして振り返ってみると、講座もいろいろやってるし、イベントもいろいろやってるし。小説家とは何ぞや。寒竹泉美とは何ぞや。誰も定義できない感じにはみ出して2019年もがんばろうと思いました。
たくさんの人に出会いました。インタビューをさせてもらった方々も、イベントでご一緒させてもらった方々も、講座やイベントや映画に来てくれて知り合えた方々も、本当に本当に素敵な出会いばかりで、わたしを成長させてくれたり励ましてくれたり幸せにしてくれたりしてくれて、活動してよかったなあとしみじみ思うのでありました。
振り返るといろんなことを忘れて生きていることに気がつくし、過去に悩んでいたことも時が解決してくれていることもある。人生そろそろ折り返し地点なので、定期的に立ち止まって振り返って、じっくり味わいながら生きていきたい。
最後に2018年の写真ベストを選びました。
じゃじゃーん。川端康成が古都を執筆したという「京都幽玄」さんでミーハーな感じで記念撮影させてもらいました。2019年の抱負は語りだすと長いのでまたあとで。
あ、ここで年越すわけではありません。家にいます。
どうぞ、よいお年を。
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