脚本執筆|【脚本・演出】MIST公演「BL源氏物語 貴公子たちの片想い」

わたしが脚本・演出担当するBL演劇シリーズの3作目は源氏物語です。恋愛要素しかないあの物語。そして小説家として大先輩の紫式部にどう挑むか。大挑戦でした。

片想いというコンセプトは早いうちに決まりましたが、構成や核となる言葉が出てくるまではかなり難航しました。まあ、難産なのは毎度のことですけど。3作目ということもあって、どんなことができるのかわかってきて、今までの中で一番書きたいことが書けた気がします。

運命は自ら切り拓いていくことに気づいたシンデレラ。世界に向き合う覚悟を決めたアリス。そんなふたりの主人公たちに続く、次の主役は光源氏。あら、そういえば初めて原作主人公が男だわ。

秋の夜長にふさわしい美しく切ない物語。どうぞ見に来てください。着物で来てくれても大歓迎です。もれなくわたしが褒めそやします。わたしも着物でお待ちします。


MIST公演
BL源氏物語 『平安恋歌』~貴公子たちの片想い~
【日時】①2019年10月19日(土)②2019年11月03日 (日)
【会場】日本橋『Live madrigal Cafe(マドリガルカフェ)』(〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋4丁目15-14)
【時間】昼公演 開場13:30 / 開演14:00 夜公演 開場17:30 / 開演18:00
【料金】2,500円 (ドリンク代込)
※公演時間は約60分を予定しております。




3ヶ月に一度のMIST新作公演と、着物×音楽×朗読劇装奏想の2演目の脚本がすべて完成したので、ようやく脚本三昧の日々が終わりました。しんどかったけど、こんなに短期間で集中して、しかも本番を挟んでフィードバックもらいながらできたのでかなり腕が磨かれたのではないかと思います。最新作。ぜひ。ほんとジャンルとか気にせず、ぜひ。男性もたくさん見にきてくれてます。

さて、来年1月に公演する装奏想は自分が出演もするので今度は演者として、がんばらなければなりません。朗読劇だからまあいいか、と年齢詐称はなはだしい若い役なので、知らない人が遠目に見てて、あんな若い子がこの脚本書いたの?って驚かれるよう、騙されるよう、がんばります。何を。いや、演技を。

装奏想の朗読班の稽古(?)風景。来週は着物班と音楽班と合同稽古。
5人の演者。朗読ユニットTREES(寒竹、樹リューリ、柳元麻見)に、MISTから久保さんと青地さんをゲストでお迎えしています。なのでMIST公演と一緒に楽しむといっそう味わい深いかと思います。
2020年1月25日、ぜひ来てください。

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