取材執筆|東京大学定量生命科学研究所 奥山輝大 准教授(国立大学附置研究所・センター会議)

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「他者」や「死」を理解する脳の働きとは―神経細胞を操作する脳研究の最前線

東京大学定量生命科学研究所 奥山輝大 准教授

1月に掲載された記事ですが、お知らせが遅くなりました(ブログにアップできていない記事が溜まっている…)。2021年の12月の始めに東京大学へ取材に行ってきました。


取材した奥山先生は若手のキレッキレの脳科学者。頭も切れるし実験の量も質もすさまじいし、アイデアも面白いし、人物も面白すぎて、取材なのにハラハラドキドキしっぱなしでした。ああ、これが天の才というものか…!(いつか小説のキャラクターになるかもしれない…)

脳科学研究は今本当に面白い。わたしが大学院で脳科学研究をしていた頃に出始めた技術が、今は当たり前のように使われていて、革新的なことが次々できるようになっている。たとえば、元気に動いて活動しているマウスの脳の細胞をリアルタイムに1つ1つ観測できる。これ、ものすごいことなんですよ。

そういう技術革新の真っただ中で研究者としてのキャリアを積んできた奥山先生の興味は今、仲間の好き嫌いや死生観など、ささいな感情や哲学に踏み込むようなところに向けられている。マウスに想いを聞くことはできないけれど、脳の活動を見ることはできる。

いったい、どういう研究なのか。ぜひ記事をご覧ください。

わたし自身は脳研究を離れてしまったけれど、こんなふうに最新の研究を知ってわくわくすることができるのは、理系ライターの特権。この特権を生かして、これからも脳関係の取材にはどんどん手を挙げていきたいなと思いました。


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