編集の仕事で携わった文春新書『ゲノムに聞け 最先端のウイルスとワクチンの科学』が2022年3月18日に発売されました。東大名誉教授、シカゴ大学名誉教授でゲノム・がん研究のエキスパートの中村祐輔先生のウイルスとワクチンについての解説本です。
中村先生だからこそ言える意見もガンガン入っていて面白いです。
編集者として書籍の仕事をしたのは初めてでした。とはいえ、敏腕でベテランなキレッキレのレジェンド編集者・加藤晴之さんのお仕事を間近で見ながら編集者見習い的な役割です。主に、生命科学・医学内容のチェックや図版のラフ作成・ディレクションなどを行いました。勉強になったー!
構成はライターの岩本宣明さんです。こんな難しい内容をわかりやすく書いてすごい。
図版のディレクションを任されたので、わたしがラフを描き、付き合いの長いお二人のイラストレーターさんに内容を説明して描いてもらいました。DNAとはなんぞやみたいな話から面白がって付き合ってくれて、何度も細かな修正に応えてくれた奥田まがねさんとパンダせんぱいに大感謝!
奥田さんは日本画家(作品)なのだけど技術的なイラストもデザインもDTPもできるハイスペックすぎる着物女史です。奥田さんに担当してもらった絵の一例を紹介。
パンダせんぱいは、わたしの活動をずっと見てくてくれる方にはおなじみの木村友昭さん。『ちょうどよいふたり』の表紙や、朗読劇の背景(公演のビデオ。表紙ではなく0:38あたりから)などお世話になっています。
お二人とも、作品の作風と全然違うのに、すごい。このチームでまた図版制作してみたい。生命系の図版制作のご依頼お待ちしています! 医学博士のわたくしがヒアリング・ラフ作成・ファクトチェックさせていただきます!
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