取材執筆|別冊Newton 近畿大学大解剖 vol.2

ブログにUPするのが遅くなりましたが、2021年7月に発売された「別冊Newton 近畿大学大解剖 vol.2」のなかの5つの記事を取材・執筆しました。ユニークでパワフルな近畿大学の理系の研究室にスポットをあてた特集です。


近畿大学のキャンパスは大阪、奈良、和歌山、広島、福岡にあるのですが、コロナ禍の中、取材は全部オンラインでした。研究室訪問したかったな。まあ、たぶん訪問してたら5つも記事書けなかっただろうけれど・・・。

近畿大学志望の理系受験生にはぜひ読んで欲しいし、そうじゃなくても理系の研究室でどんなことが行われているのかを知るのに面白い1冊だと思います。

<担当した記事>

七つの世界初をなしとげた「はやぶさ2」のカプセル帰還―岩だらけのリュウグウに2回の着陸を成功させるー 道上達弘 教授(工学部)

小惑星探査機はやぶさが送ってくる画像を解析して地形を把握し、安全な着陸場所を見つけるというプロジェクト。1に続いて2も道上先生が担当。


COVID-19重症化リスク因子を探るー呼吸状態が悪化するとき、肺の奥では何が起きているのかー 藤田貢 准教授(医学部)

肺の体液を採取して重症化因子を探す。呼吸器内科との連携プロジェクトをいち早くスタート。


iPS細胞から人工臓器をつくるー動物の体内や実験室でつくった臓器を安全に移植する方法ー 岡村大治 講師(農学部

iPS細胞から臓器をつくって移植するためには、がん化する細胞を取り除いたり、動物細胞と混じらないようにしないといけない。その技術を研究。


裁量工学からアプローチする超循環型未来ー空気から電気を生み出し二酸化炭素からエネルギーをつくりだすー 湯浅雅賀 准教授(産業理工学部)

プラス極の役割を空気が担う空気電池は現在は小型で大容量の電池をつくることができるが、現在はまだ充電ができない。充電できる空気電気の開発を目指す研究。


ウイルスから植物を守るー最新技術で農作物の被害を防ぎ、人々の食と暮らしに貢献するー 細川宗孝 教授(農学部)小枝壮太 准教授(農学部)

植物もウイルスに感染する。しかも挿し木で増える植物は一度感染したら取り除くことができない。どうやって守るかという研究。


簡単な紹介ですが、どれも本当に面白い研究でした。続きは「別冊Newton 近畿大学大解剖 vol.2」で。


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