いつも理系なライター仕事ばかりがほとんどなのですが、バックグラウンドは小説家なので、文芸分野は大好物です。日本最大級のライトノベルの文学賞「ネット小説大賞」さんのコンテンツ作成のお手伝いをしました。
【選考のポイント】スターツ出版の<3レーベル>に突撃インタビュー!「スターツ出版文庫」「ベリーズ文庫with」「BeLuck文庫」
ネット小説大賞は「小説家になろう」などの投稿サイトに自分の作品を投稿して応募すれば、いろいろな出版社のレーベルの目に留まって賞に入れば出版して作家デビューできるという賞で、従来の小説の新人賞とは結構異なるコンセプトなのです。多くの小説の公募賞は、1つのレーベルが企画して、自分のところで出版する作品を選ぶのがほとんどなんです。
自分の会社で働いてくれる人を、企業自ら求人して、自ら選考するのが従来の一般的な賞だとしたら、ネット小説大賞は、広場みたいなところにたくさんの人の作品が展示されていて、さまざまなタイプの企業の人が見て回って、これはうちに来てほしい!という作品が選ばれる…といったイメージなのです。
わたしがデビューした時代にはこんな感じの賞はなかったので、とても興味深いなと思いました。
興味深いといえば、ライトノベルのジャンルの多さ!細分化!悪役令嬢ものとか、ざまあ系とか、なんとなく耳にしていたけれど、こんなにいろんなジャンルがあるとは…と驚きました。
ジャンルというのはお約束。水戸黄門みたいな基本型があって、そこからどうはみ出すか、もしくは型をどう魅せていくか。それってエンタメの基本なのかもしれないなと思いました。服も自分の好きな系統のブランドを見つけたら買い物が楽しくなるし、音楽も好きなジャンルというのがあるけれど、そんな感じでライトノベルも自分が好きなパターンや系統を見つけて、そこで安心して楽しむのは、エンタメとしてとてもまっとうな気がしました。
ライターをしているおかげで、こういう文芸の最新事情に触れられるのなら、これからも積極的に受けてみたいなと思いました。文芸なお仕事のお声がけもお待ちしています!
ネット小説大賞の締切は7月23日。あと少しですが、これぞという作品をお持ちの方はぜひ!
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