『ブレインフィットネスバイブル 脳が冴え続ける最強メソッド』
著者:髙山 雅行 、杉浦 理砂 (幻冬舎)2018年5月10日発行
脳を休めることで本来の力を取り戻すブレインフィットネスジムを立ち上げた髙山社長のコンセプトと、脳科学者の杉浦先生が膨大な研究データから導き出したメソッドを、専門外の人にもわかりやすく伝えられるように頑張って書きました。大学院で勉強したことと比較的近い分野だったので、自分のやってきたことを生かせてうれしかったです。
ライターになって初めて手掛けた書籍。著者の想いやアイデアやデータや文章を、読者に届きやすい形にして書き上げるブックライティングと言うお仕事。大変だけども、文章についても内容についても本当に勉強になる。ライターとしてステップアップするには欠かせない仕事じゃないかと思う。
タイトルとか小見出しの攻め具合は編集者さんの腕。そして、科学的であることにこだわった著者のおふたりが集めた膨大な論文の山から導き出されたメソッド。
両方があったから生まれた1冊です。ほんと、いい本。わたしもたくさん勉強させてもらいました。これを書いていくうちに、自分も脳の健康に気をつけるようになった。もし出会わなかったら無理をし続けて、健康な脳の寿命を減らしていたかもしれない。
一生モノカキをやっていきたいと思っているので、脳はメンテナンスしつつ大切にしなくては。
幻冬舎plusで本を紹介する連載もしました。全部で6回です。1~5回までは無料の会員登録をすると読めます。
→脳は、寂しさにめっぽう弱い。会話や交流が認知症予防に効く意外な理由
目次や連載を見て気になった人は、ぜひ読んでみてください。
<目次>
1章 脳の不調が及ぼす仕事や人生への深刻なダメージ
2章 「ブレインフィットネス」は冴え続ける脳のための新習慣
3章 脳を理解し攻略するために
4章 有酸素運動や筋トレで脳が育つ土壌を作る
5章 知的な趣味や脳トレゲームで脳の可能性が広がる
6章 脳が冴える食事、脳が鈍る食事
7章 睡眠は記憶を整理し、老廃物を排出する時間
8章 ストレスの正体を知り、脳を守る
9章 脳のためにできることは、まだまだある
10章 脳は人とのつながりを求めている
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